２つの囀る声が特徴的なセッカ
２つの囀る声が特徴的なセッカ
ジャッジャッと変わったさえずりが聞こえる、雀より小さい鳥だ。小さく、可愛い感じだった。残念ながらその日は撮影することができなかった。ある日、子供と川沿いを歩いていると、また変わったさえずりが聞こえた。この前撮り逃した「セッカ」と言う鳥だ。止まっている時はヒッヒッヒッヒッとも囀る。近づくと直ぐに逃げる。また同じく撮れないのかと嫌な感じが頭をよぎる。近づくとまた飛んだ。距離は遠いがここから狙いを付けるしかない。ピントを確認してる余裕もなかった。距離も遠い。証拠写真だ。直ぐ飛び去ってしまった。後ろ姿しか撮れなかった。背中の黒色と薄茶色のコントラストが強く、小さな体に似つかわしくない強い印象を受けた。千萱（チガヤ）の白い穂をくわえて飛ぶことから「雪加」と漢字では書くらしいのだがイメージできないな～。千萱は糖分を蓄える性質があり、若い穂は噛むと甘いらしい。知らないことばかりだ。鳥と自然の密接な関係が名前にも現れていて、興味深い。 END
